北朝鮮の「喜び組」という名前を耳にしたことがある方も多いでしょう。この組織は、金正日総書記の歓心を買うために結成されたと言われ、その実態は謎に包まれてきました。しかし、元メンバーの証言によって明らかになった事実は、想像をはるかに超えるものでした。
1984年12月、当時のナンバー2だった金日成国家主席の指示により、「喜び組」は結成されました。その目的は、金正日総書記に「喜びを与え」ると同時に「休息を確保する」ことにあったと言われています。金正日は芸術が好きであり、そのため、党幹部たちは北朝鮮国内で最高レベルの芸術家やダンサーを集め、金正日を楽しませるために喜び組を編成したのです。
この喜び組は大きく3つの部隊に分けられます。まず、歌や踊りを習得し、パーティーを華やかに演出する「歌舞組」。次に、マッサージで癒やしを提供する「幸福組」。そして最後に、性的サービスを担当する「満足組」です。メンバーは18歳から25歳までの美しい女性が選ばれ、選りすぐりの美女が集められました。これらの女性たちは、朝鮮労働党の組織指導部第5課によって管理されていました。
人事を担当する部署の職員が全国の学校を回って美人学生を物色し、最終的に毎年約300人もの女性が選ばれていたと言われています。選ばれた女性たちは、厳格な健康診断を経て、「喜び組」のメンバーとして活動していました。
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次のページ引用元:https://www.youtube.com/watch?v=BmioVObvB8I,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]