それは、約1年前にTwitterに投稿された一枚の画像から始まりました。2016年2月4日、Twitterユーザー「のら 今年こそ頑張る」さん(@ForPugy)が、富山県砺波市にあるローソン砺波大辻店で買い物をした際、レシートに記された異常に気づきました。コンビニでの何気ない買い物が、実は大きな不正の一端だったのです。
「のら」さんは、普段からPontaカードを持っておらず、今回の買い物でも特にポイントカードを提示した覚えはありませんでした。しかし、レシートを確認すると、なんと「ポイント4000以上」
この時、「のら」さんはすぐに何が起こったのか理解しました。店員が自分のPontaカードを使い、「のら」さんの買い物で得られるポイントを不正に貯め込んでいたのです。この行為は、店員がレジ打ちの際、Pontaカードの提示がなかった場合に自分のカードを通すことで、客の知らぬ間にポイントを取得するというものでした。
この告発は瞬く間に拡散され、多くのユーザーから「これは犯罪ではないか?」との声が上がりました。弁護士の見解によれば、今回のケースは「電気計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)」
この事件が明るみに出た後、ローソン側からは正式なお詫びがありました。同社は今回のような不正行為を重く受け止め、再発防止に努めると約束しました。
私たちが日常的に受け取るレシート。しかし、その重要性は決して低くありません。今回の件が示すように、レシートには不正行為の痕跡が残ることもあります。法律上、レシートは領収書と同じ扱いを受けるものであり、しっかりと確認することが必要です。
この事件に対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
「これはポンタから横領で訴えられても仕方ないレベルだ」
「比較的多くのローソンで領収書を渡さない傾向がある」
「やってるの、全国でこいつ一人じゃないんだろうなあ」
「海外ではレシートを渡さない取引=脱税という認識がある」
この事件を通じて、私たちはレシートの重要性を再確認する機会を得ました。日々の買い物で何気なく受け取るレシートも、しっかりと確認することで、不正行為の発見につながることがあります。今後は、何気ない日常の中でも注意を怠らず、疑問を感じたらしっかりと行動することが求められるのかもしれません。
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