けどのらなければダラダラ~としてた
そんな時母親に…
「仕方ないからこれを飲みなさい」
と謎の白い液体を出された
母いわく「元気が出る薬」で近所に住んでる知恵袋的な
お婆ちゃん(顔馴染み)がくれたというもの
「これ飲んだらやる気が出てなんでもできる」
と言われてすごい!と思って飲んだ…。
すると…。
本当にやる気がみなぎってきて何もかもささっと終わった
でも何となく…
「よそに触れ回ってはいけない」
と感じてた。
薬は病院でもらうのと雰囲気が違うし、
それを飲む時は寡黙な父も
「よかったな、お薬すごいな」
とやたら饒舌になった。
成長とともに飲まなくなってきたけど大人になってから
「もしかして今で言う脱法ドラッグの類だったのでは?」
と思った!そのくらい元気が出たから
そんで自分も母になった
子供が私に似た気分屋でいつまでもお片付けなどしない
愚痴りというか相談ついでに母に…
「あの時の薬って今もどこかで売ってるの?」
と聞いてみた。
驚愕の答えがかえってきた。
「あれはただ小麦粉を溶いた水よw
ダメ元でやったら効いてびっくりしたw
プラシーボ効果てすごい」
他にも「算数が得意になる薬」とかも
あってそれも覿面効いてたらしい
最初は小麦粉溶いたり塩水にしたりしてたけど、
最後らへんはただの水でも効いてたと
父が饒舌に感じたのは恐らく暗示のため?
なんとなく後暗い過去として記憶してた
自分にとっては衝撃的だった!
ネットから上記の内容への見解:
この文章は、親心とプラシーボ効果、そして現代社会における自己責任という複雑なテーマを、ユーモラスな筆致で描き出すと共に、深い考察を投げかけています。
まず、母親の行動について注目すべきは、子供への愛情と、その愛情ゆえの過剰な期待と不安が混ざり合った複雑な心理です。
「元気が出る薬」は、子供を励ますための母の切実な願いであり、同時に、子供への過度の干渉という問題点も孕んでいます。
しかし、母親が「小麦粉を溶いた水」という事実を隠していたのは、子供への愛情の裏返しであると同時に、親自身の責任回避という側面も垣間見えます。子供が「脱法ドラッグの類い」と疑うほどの効果を感じたのは、単なるプラシーボ効果を超え、親の言葉が持つ強い暗示力によるものだと考えられます。
これは、現代社会において、親が子供に与える影響力がいかに大きいか、そして、親がその影響力について責任を持つことの重要性を示唆しています。子供は、親の期待や不安を無意識に吸収し、それを自分自身の行動や思考に投影してしまうのです。
また、この文章は、プラシーボ効果の恐ろしい側面も露呈しています。本来、身体的な効果がないはずのものが、強い心理的な影響力によって現実の効果を生み出す。これは、薬だけに限らず、様々な場面において、潜在的な危険性を孕んでいることを示しています。
私たちは、親心、プラシーボ効果、そして自己責任という複雑なテーマについて、改めて深く考えさせられます。子供への愛情と、その愛情ゆえの過剰な期待や干渉は、時に子供を縛り、歪んだ関係を生み出す可能性があることを認識し、親として子供と向き合う上で、責任と自己反省を欠かさないことが重要です。
記事はまだ終了していません。次のページをクリックしてください
次のページ